特定建設業許可

特定建設業許可とは

建設業許可を取得しようと考えているけど…一般建設業許可？特定建設業許可？
特定ってどういうこと？一般の許可でも一定規模以上の工事は受注できないのかな…
そんな疑問をお持ちの方のために今回は特定建設業許可について解説していきます。

まず、一般的に建設業許可を取得するほとんどのケースは一般建設業許可です。
よく言われる500万円以上の工事を請け負える許可のことですね。
では特定建設業許可って何が一般建設業許可と違うの？
特定建設業許可とは、下請契約の合計額が5000万円以上(令和7年2月1日から)になる場合に必要となります。
つまり元請となる会社が取得するといったイメージです。皆さんが勘違いしがちな工事の規模(金額)は関係ないのです。
特定建設業許可は一般建設業許可とは少し種類の違うものだという認識でもいいのかなと個人的には思います。
因みに、一般建設業許可は請負金額の上限はありませんのでご安心ください。
「特定」という名の通り、取得するための条件は一般建設業許可に比べて厳しくなります。
専任技術者の求められるレベルが高くなり、財産要件の500万円が4000万円に上がります。
取得をお考えの際は是非一度ご相談ください。